◆休館のお知らせ◆ 向井潤吉アトリエ館は改修工事のため、2019年10月7日(月)から2020年4月上旬まで休館いたします。


草屋根と絵筆 向井潤吉のエッセイとともに

2019年4月2日(火)〜10月6日(日)

《沢内村六月》[岩手県和賀郡沢内村]1988年
                       ※地名の表記は制作時の記録に基づきます。

戦後、1945年の晩秋から、失われゆく草屋根の民家を描き続けた画家・向井潤吉(1901-1995)。
向井は、日本各地を巡る旅の体験を綴った文章も数多く残し、それらには、訪れた土地での風景や
人々との一期一会が、飾り気のない言葉で、時にユーモアを交えて語られています。
私たちはそこから、変貌する戦後日本の側面を見つめ続けた一人の画家のまなざしと、
消え去っていく風景への深い愛惜の念を読み取ることができます。

2018年には、こうした旅の手記をはじめ、激動の20世紀とともに歩んだその人生における
様々な回想などを
まとめたエッセイ集、『草屋根と絵筆 画家向井潤吉のエッセイ』(国書刊行会)も刊行されました。

本展では、民家シリーズの代表作をはじめ、向井のエッセイと、それにかかわる絵画作品をあわせて展示します。
向井潤吉が、それぞれの制作地で得た感慨をエッセイから読み取っていただき、
その人となりにふれていただく機会になればと思います。




◆展覧会チラシ(表面)はコチラです(PDF575KB)◆
◆展覧会チラシ(裏面)はコチラです(PDF632KB)◆

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年間スケジュール
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