結果発表1位〜10位の続きです(10位が3作品のため、13位より始まります)

13位 トレド新春
22票
 

私が社会に出たのがこの年でした。向井先生がこの地で春を迎えてこの画を描いた。昔のことですが地球の裏と表でお正月を。私にとりましては嬉しい事実でした。
スペイントレドの空気感を日本の情緒とはまた違ったイメージを漂わせている為。空が異国を感じさせる。
訪ねた事のあるトレドが懐かしく、向井画伯の絵に描かれた事が嬉しいです。

1960年
 14位 早春の水路
21票

亡き夫の部屋の壁に、この絵のコピーが飾ってあるので、きっと一番好きな絵だったのでしょう。
生き生きと描かれている木に感動しました。地面にはりめぐる根まで見えるようです。
 
埼玉県川越市下新河岸  1982年
15位 春映
20票

春の芽吹きの淡い色調がとても好きです。
震災に見舞われた岩手県の方々を応援する気持ちも込めて選びました。岩手県の皆様が、美しい春の日を心穏やかに過ごせる日が、一日も早く来ることを、切に願っています。

 岩手県上閉伊郡宮守村  1976年
16位 大原新雪
16票
 3期展で展示中
新雪を抱いた初冬の風情が見事である。樹々の梢の先々まで細密な筆致は、卓越した作品と感動した。
京都から来たので、ひいきしました。
 
京都市左京区大原 1981年
17位 マタギの家
15票

描きたい対象の家が、真中にドーンと描かれていて、力強い絵です。
静かで人の気配の感じられない向井氏の作品のなかで、今にも人が飛び出してきそうな雰囲気が好きだ。

 秋田県北秋田郡阿仁町根子 1963年
18位 秋風の中の水車
10票

秋の日差しの暖かさと明るさが感じられて、大変に好きな絵です。
明るい景色が季節を感じさせるから。見ていて温かい気持ちになります。

 岩手県江刺市中沢 1969年
19位 奥丹波の秋
 9票

民家と季節の移ろいに詩情を感じる作品を選んだ。
屋根の色も好感が持てます。
 
 京都府船井郡丹波町 1969年
20位 峠の下の村
7票

県北の懐かしい風景だから! ふるさとは良いものです。
初めてこの絵に会ったとき、あまりにも懐かしい気持ちで、涙が出ました。育ったのは、京都府の北部の日本海に近い山里ですが、あまりにも似た風景が、自分の近くにもあったのです。晩秋か初冬か、今にも雪がちらついてきそうな、そんな想いで、この絵を見ていました。
 
岡山県苫田郡上斎原村天王 1978年
21位 層雲
6票

重苦しい津軽の空とひたすら冬を耐えるようにある家のバランスにひかれる。
詩情をそそる構図に吸引される思いがします。(略)コントラストの妙が鑑賞者のイメージを深めます[レポートにて感想をいただきました]。
 
青森県北津軽郡市浦村脇元 1964年
21位 山峡立春
6票

山の色がとても神秘的でした。
 
 神奈川県足柄上郡山北町世附 1975年
23位 古壁の秋
4票

秋の日差しと光が好き。行ってみたいところ。
 
 奈良市 新薬師寺近く 1971年
24位 凍日
3票 
3期展で展示中
他の作品とちょっと違う構図であるのが興味深く、雪の白が清々しいので。
 
 1937年
25位 比良春雪
1票
 3期展で展示中
 
 京都市左京区大原  1970年
 1位〜10位はコチラです。

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